1952 陸軍弾道研究所とは
1952 陸軍弾道研究所 プログラム内蔵式計算機EDVACが完成
上に移動します 陸軍弾道研究所では世界最初のプログラム内臓式計算機を目指して設計、製作が開始されましたが、後発のイギリスのEDSAC(Electronic Discrete Variable Automatic Computer)にその座を奪われてしまいましたが、この他にMarkTもプログラム内蔵式を目指していましたが、これらは小形の試作機で、プログラム内臓式による本格的な実用機はこのEDVACが最初で、この計算機の設計思想は2進法、逐次処理方式、磁気テープを装備してプログラム交換やデータの交換が容易なプログラム内蔵方式を採用した現代の計算機にも通じる計算機でした。
この計算機で使用した主記憶装置は水銀の音響遅延線を利用したもので容量は1000ワードが使用されていました。
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